今、読んでいる本から。
アンテナに引っかかった部分を
お伝えしてみようと思います。
「君は、人にはない2つの人生を
体験できる」
と言われた少年の話。
家本賢太郎さんという人がいます。
アメリカのニューズウィーク誌にて
平成11年の1月。
「20世紀の100人」という特集の中で
その100人の中の1人として紹介された
人です。
15歳のときに
クララ・オンラインという会社を設立
しました。
彼は、中学校2年生のときに
脳腫瘍の摘出手術を受けました。
その際、医療ミスのために脳幹が壊死し
呼吸が止まってしまいました。
医師の賢明な処置により
命は取り留めましたが、目が覚めたとき
首から下の感覚がなくなっていたのです。
自分の運命を嘆いた彼。
そんな時、車いすのセールスにきた
若い人の言葉で、気持ちを新たにします。
その言葉とは、
「君は12年間普通に生きてきて、
身長170センチからの世界をみてきた。
君は今、車いすという新しい人生を
もらった。
人にはない2つの人生を体験できる。」
というもの。
人生で何が損で、何が得なのか。
それは、その人の考え方で決まる。
そんな悟りを得たのです。
そこから彼は、パソコンをいじりはじめ、
数々のソフトウェアを開発し、
ニューズウィーク誌に取り上げられる
までになったのです。
【文献】
七田眞さん著『人間学3』
今日も、素敵な1日をお過ごしください。
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