お父さんのその態度が、
不登校やひきこもりの原因に
なってしまうかもしれません。
お父さんの言動は、子どもにかなり大きな
影響を与えます。
「お前というやつは!」
「何てダメなやつなんだ!」
父親の、この類いの言葉は
子どもに想像以上のインパクトを与えます。
どういうインパクトか。
それは、
「周りの誰からも否定されているのでは・・?」
と思い込むようになる、ということ。
父親から否定されると、
周りの全てから否定されているような
錯覚を覚えてしまうのです。
その結果、
授業に自信を持って参加できなくなり、
友だちが笑いながら世間話をしていると
「自分のことを笑ってるのかな・・?」
と思ったりするようになります。
そして、社会に出ていく自信をなくし、
「人と会うのが嫌だ・・。」
と、部屋から出て来なくなる恐れも
あるのです。
2つのコツをお伝えします。
まずは、お父さんは
子どもを「認めて」あげてほしい。
例えば、
「学校に行きたくない・・」
と子どもが言ったとします。
「甘ったれるな!」
と言うのは簡単です。
でも、その前に
「どうした?何かあった?」
と聞いてやる。
そして、事情を説明している子どもの話を
しっかりと聴き
「そうか、それは辛いね。
でも、お前は自分で切り開けるはずだから。
自信を持って、学校に行っておいで。
大丈夫。」
と導いてやってほしいんです。
そして、もうひとつ。
それでも、やはり「叱らないといけない時」
というのはあります。
父親が叱ることで、子どもの成長に
プラスになることは、多々あるから。
そんなときは。
聞いて驚かないでください。
「行為」を叱って
「人格」を否定しないでください。
うわ!
普通!
でも、これ。
意識してないと、意外にやっちゃうんです。
(本人の性格を否定)
「なんでそんなに遅いんだ!」
⇒(行動を注意すると)
「今、すごく急いでるんだ。
もう少し頑張って、早くしてくれると嬉しい。」
(人格を否定)
「こんな遅くまでゲームして!
頭、悪いのか!ダメな奴だな!」
⇒(行動を注意すると)
「こら!もう寝る時間だ!さっさと寝なさい!」
だいぶ違いますよね。
親が子どもを注意するのは、
その子どもを否定したいわけではなく、
飽くまで、将来に向けて
行動を修正してやりたい想いから
ですよね。
そこを意識すると、
ポジティブな方向にベクトルが
向きやすくなるように思っています。
今日も素敵な1日をお過ごしください。
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