子どもに授けるべき
「イメージ力」とその「活用方法」について
昨日の続きを書きます。
昨日のメルマガ。
「ああ、こうなったら大変だ・・・。」
「ああならないようにしよう・・・。」
とイメージすると、
脳の中のハンドルが、その「悪い方」へ
向いてしまうという話をしました。
では、どうすれば良いかというと、
「うまく行った自分の姿」を
イメージする方が良い。
混雑した道で自転車に乗る際は、
「ぶつかってはいけない人やモノ」を
意識するのではなく、
自分が進むべき「空いている空間」に
意識を向ける方が良いのと、同じです。
子どもが自然と体験するイベントの中で、
イメージ力を使うと良いのは、
どんな場面でしょうか。
もちろん、毎日、良いイメージを
思い描くに超したことはありません。
でも、とっかかりがない場合も
もちろんありますよね。
そんなときは、「テスト」や「運動会」など、
「うまくいったときの自分」を
イメージしやすいイベントを使ってください。
思考の癖として、
「ああ、ビリになったらどうしよう・・・。」
「ああ、頑張ったのに悪い点だったら
どうしよう・・・。」
と考えてしまう子どもはいます。
そんなとき、そういう思考をする子どもを
責めないでください。
まずは、認めてあげてください。
「そうか、心配なんだね。」
と。
その上で、うまく行ったときの自分の姿を
想像させる方向に導いてあげてください。
「最初にゴールテープを切ったら、
気持ち良いだろうね。
みんなが『よかったね!』と
言ってくれるかもね。」
「テストで良い点だったら、
すごく嬉しいだろうね。
お母さん(お父さん)も喜んじゃうな。」
うまくいかなかったときに、
みんなに祝福されない、とか。
悪い点だったら、親が喜ばないとか。
そういう思考の持っていき方ではないです。
飽くまで、
「うまく行った自分をイメージさせる」
ための手法です。
そして、子どもの顔が笑顔になったら、
そのイメージを、紙に書かせてみましょう。
できれば、黄色い紙に、
絵で描かせるのが良いですが、
白いコピー用紙でも、
絵が苦手であれば、文字でも良いです。
頭の中にある思考を
現実社会に解き放ってください。
紙とペンで。
これを続けることで、
子どもは「幸せ」を呼び込む体質になります。
もちろん、大人も活用できる方法です。
これからの子どもには、
イメージ力が、とても大切です。
この話は、また別の角度で、
別の機会にも書いてみたいと思います。
お読みくださり、ありがとうございます!
今日も素敵な1日を!
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