100点!

学習カリキュラムの作成方法、最後の回になりました。
最後はテストのお話ということで、
前回から取り上げて参りました。

最初の過去問では結果が出ないというお話。
そして、そこからの〆切テスト
(達成した時点で合格なので、達成するまでやるテスト)
の作り方がカギになるというところが、今回のお話。

これについては場合分けをして考えていきます。

せっかくなので具体的に書きますが
単語・文法は「基礎項目」。
長文読解は「応用項目」だと考え、他の話にも活用してください。
(読解には前者が必要不可欠だからです)

1 全体的に点数が低い。
→ 単語数と基礎が絶対的に不足しています。
2ヵ月間は以前より学習量を増やして、
2週目の学習をしましょう。
次の回のテストで再度図りなおします。

2 文法・単語がそこそこで長文が低い。
→ 文法・単語に効果が出たことが証明されています。
最初の2ヵ月間はそのままの調子で
文法・単語を学習するテストでOK。
その際に、短文の読解(過去問を1日3文ずつ訳していく)を
付け加えます。
再度「過去問」を解き、効果が上昇していれば、
そこで比重を「長文」へとシフトします。

3 全体的にそこそこ。
→ ここは当人の好みになりますが、
どちらも伸び盛りであることは間違いないです。
本来は「配点の高い方」を優先的に行う指示を出すものですが、
英検は「配点」は変わりません。
最初の2ヵ月は上記2と同じ勉強法が妥当ですかね。

4 文法・単語が低く長文が高い。
→ これは最も注意が必要です。
まず、長文で得点できた理由を探すところから始めましょう。
要するに基礎無くして応用ばかり解けてしまったパターンです。
単なる運なのか、読解内容がたまたま趣向にあっていたのか、
はたまた、本当に読解力はあるのか。
この判断が最も難しいところです。
この場合は、まず長文(応用)を一緒に解きなおして
「思考過程」を確認する必要があります。
どちらにしても処方箋は1へ進むことになりますが、
本番までにやることに大きく変化が生じます。

今回は最後ということで、
本番までのテストスケジュールを具体的に場合分けしてみました。

何かご質問があればいつでもお受け致しますし、
○○までの学習プランに触れて欲しい、という要望があれば、
僕なりの考えを述べたいと思います。

それでは、今日も良い1日を!

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