想像してみてください。

あなたのお子さま。
ある日、こんなことを言ってきました。

「僕の夢は、将来、
海の近くの広い家に住むことなんだ!」

とても、微笑ましい言葉です。

「お、いいね。実現しようね。
お母さんも住みたいなあ。」
と、会話が成立します。

ところが、その子が、
こういう表現をしたとします。

夢ではなく、志の話。
僕のこころざしは、と続きます。

「僕の志は、将来、
海の近くの広い家に住むことなんだ!」

ちょっと、
違和感を伴うのではないでしょうか。

例えば、大学生の女の子が
「私の夢は、幼稚園の先生になることです。」
と言ったとしましょう。
成立しています。夢です。

ところが
「私の志は、幼稚園の先生になることです。」
となったとします。
何か変です。何が変なのでしょう。

答えは。
「社会とのアクセス」が
描かれていないからです。

自分の立ち振る舞いによって、
社会がどう変わるのか、
語れていないからです。

志を語るとしたら、こうなります。

「私の志は、幼稚園の先生になって、
子どもたちが笑顔で暮らせる世界を
創ることです。」

もう、凄い。
これは、立派な志です。

学歴、職業は、生き方からしたら、
「手段」でしかありません。

お子さまが、本当の意味で、
社会に何をもたらそうとしているのか。

時に、向き合う時間も
あなたのため、お子さまのため、
家族のため、そして、社会のためになる、
と感じます。

今日も、素敵な1日をお過ごしください!

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