ドライヤー嫌い

1歳になったK君。
物事の因果関係を把握できるようになったご様子です。

少し前まで、お風呂は大好き。
先に準備して風呂場で待っている私を発見すると、
すでに脱衣場で「狂喜乱舞」状態。
ママが服を脱がせるのに苦労するくらい、
身体をねじらせて大喜びしていました。

ところが・・・。
ある時期から急に様子が変わりました。
脱衣場に入ると逆に泣き出し、
お風呂の最中もずっと泣き続ける始末。
数日間、だまし、だまし入浴させる日が続きました。

どうしたものか・・・。
夫婦で一生懸命考えました。
何か身体の調子が悪いのか、
どこかケガをしていてお湯がしみるのか、
何かお風呂の最中に嫌なことがあったのか。
あれこれ思案を巡らせます。
そして、思い当たることがひとつでてきました。

そもそも、K君はお風呂のあとのドライヤーが苦手で、
温風が当たる間、ずっと嫌がっていました。
以前は入浴後、リビングに移動してから
頭を乾かしていたのですが、最近、時間節約の意味もあり、
脱衣場で着替えながら頭を乾かすようにしました。

もしかしたらそれかもしれないと、
何日かドライヤーを使わず、
バスタオルで入念に拭くパターンに切り替えてみたのです。

すると・・・。
数日で以前のお風呂大好き状態に戻ったのです!
お風呂の後の「リビングへ移動」が無くなったことで、
K君の中で「お風呂とドライヤー」が
「直結」してしまっていたのです!

なるほど。1歳児でも、
複数のできごとを結びつけて考えているのかと、
むしろ夫婦で感動してしまいました(笑)

先日、予防注射のために掛かり付けの病院に行きました。
前回の注射の際、大泣きしたので、病院を嫌がると思いきや、
ニコニコしていたので安心していました。

ところが、名前を呼ばれ、診察室に入り、
先生が「良く来たね~」とニッコリ微笑んだ途端、
「ワーッ」と泣き出したのです。
なるほど。2つの出来事の間の「時間的距離が短い」場合、
「因果関係」として認識できるのですね(笑)

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