ご無沙汰しております。
塾業界には「夏期講習」というものが存在しておりまして、
ここ2ヶ月、準備も含めて身動きが取れなくなっておりました。
投稿に間があいてしまって点、深くお詫び申し上げます。
前回までのお話で「学歴社会」の妥当性と
「経歴社会」への変容の可能性が存在することを申し上げました。
今回は、「経歴社会」への移行の可能性について
考えてみたいと思います。
「経歴社会」への移行の可能性として挙げられるのは、
競争相手の多様化です。
企業が「新卒」を採用するメリットは、
(途中で退社する社員も当然考慮に入れた上で)
ある程度、長期スパンで労働力を確保し、
それに伴う事業計画の見通しが立てられる点が挙げられます。
また、「新卒」の労働力は中途採用やその道の専門家と比較して
安価であり、雇用のリスクを減らすことが可能な点も
挙げられるでしょう。
国内の労働市場で見た場合、
現状では体制が変わらない限り競争相手の持つ「武器」も
極端な変化は見られないでしょう。そうです。
国内市場では企業が採用基準を大幅にかえない限り
「学歴」が選考基準として重要なファクターを担い続けるわけです。
しかし、最近の労働市場には
少しずつ変化の兆しが見られるようです。
「国外」の競争相手が国内市場へ登場し始めているのです。
さて、次回は「国外」の競争相手が国内市場および
国内の労働市場にどのように影響を与えるか
考えていきたいと思います。
それでは今日も良い1日を!
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