数の増減を教える際には、
数直線が非常に有効なツールであるとお伝えしてきました。
今回も数直線の魅力に迫っていきたいと思います。
数直線とは何か。
そう。
数直線とは「線」です。
線とは何か。
そうです。
図形の構成要素なんです。
数直線を垂直に2本、交差させてみましょう。
そこに何ができるか。
平面ができます。
その平面を地図に例えて、線の周りに点を打ってみて下さい。
要するに、数直線を交差させて「座標平面」を作ってしまおう、
という魂胆です。
すると、地図遊びができますね。
ここで「潜水艦ゲーム(*)」をお子様に教えて
一緒に遊んであげたら最高です。
その時点で座標という存在をお子様が知る事ができます。
座標というとなんだか難しそうですが、
「平面の中の点の住所」だと分かってしまえば怖くありませんね。
座標として「点」のイメージが湧いたら、
今度は点を細かい間隔で打ち付けて線を作って見せてあげましょう。
点が集合すると線になりますね。
普段当たり前のように書いている線は、実は点の集合だったんですね。
本当に当たり前の話ですが、このお話がいつか必ず役に立ちます。
具体的に言うと図形やグラフを学ぶあたりですが、
難しい話でもないので特に気にせず伝えてあげて下さい。
こんな風に、数直線と仲良くなると、
色々なお話ができるんです。
次回は、図形の話をしたいと思います。
今日も良い1日を!
【*編集部註】
潜水艦ゲーム。ルールは簡単なのですが、
説明の取っ掛かりが難しいです。
下記のサイトなどは、参考になりそうです。
⇒ http://blog.livedoor.jp/kzfe1968/archives/50310111.html
他、Google に
「潜水艦ゲーム 紙」
と入れて検索すると、色々とサイトがでてきます。
親子でやったら、楽しそうです。
ぜひ、体験してみてください。
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