痛みを我慢する男性

こんにちは。
暖かくなって気持ちがいい日が続いていますね。
陽気のいい日にはピクニックに行って
おいしいお弁当を食べたいものです。
そんな時に痛い虫歯があったら嫌ですよね。

「でも歯医者行くと痛いしなぁ・・・。」

以前の記事で、
そういう方の心の持ち方についてのお話をしました。
今回は、もう少し具体的に、
痛みや苦しみを感じにくくなるコツを伝授します!

まずは痛みに対して効果を発揮する、ツボです。
顔や足なんかにも痛みを軽減させるツボは点在するのですが、
顔のツボなんかを押されると診療しにくいです(笑)
足のツボなんかも、
診療台に座って押せないと意味が無いですよね。

ということで、手のツボです。
有効なツボは『合谷(ごうこく)』という
親指と人差し指の間のツボです。
いわゆる水かきの部分ですが、
ここを指でぎゅ〜〜っと強く押してください。
痛いくらいの方が効きます。

「あ、これから痛くなりそうな削り方だな!」
と思ったら、押してみてください。
しかし、痛いですと言ってもらえれば
ちゃんと麻酔を追加して、
痛みを軽減する処置はしますよ。

また、このツボは、
目が疲れたときや、眠い時の眠気覚ましのツボ
でもあるので、パソコン作業で疲れた時や
大事な会議で眠くなった時に、
痛くなるくらい押してください。結構スッキリします。

続いて、痛みではないけれど
歯型を取るピンク色や緑色の粘土の材料が
「オエッと吐きそうになる・・・。」
そんな時には『天突(てんとつ)』というツボが有効です。

このツボは、首の付け根で
左右の鎖骨に挟まれたくぼみの部分にあります。

ここを下に向けて優しく指でググっと押すのです。

オエっとなるのは迷走神経という脳神経の反射なのですが、
その迷走神経の働きを抑制してくれるのです。

また、咽頭(喉の奥)へ型取りの材料が流れると苦しいので
顎を引いたり、意識を喉からそらすために
つま先をピンと伸ばすなどの行為も効果的です。

ちょっとしたコツで、診療時の不快症状を
減らすことができるので、ぜひやってみてください!

それでは、今日も良い食事を!

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