私、ちょっと変わった方法で
本を読みます。

ジャンルとしては「速読」の部類に
入るのですが、
厳密な意味での、「速読術」ではありません。

私の人生のミッションは、

『次世代へ「より良きもの」を
渡そうとしている人を応援する。』

というものです。

その一環で、「次世代をつくる」
子育てを応援するライプラがあります。

加えて、次世代を育成する責任を負う
「経営者」を支援する
「未来をリ・デザインするセッション」
という、独自のコーチングサービスを
展開しています。

何が言いたいか。

「次世代をつくる人」を応援すると、
色々な「事例」を聞くことになります。

・こんなことに、困っている。

・こういうことをしたら、悪いことが起きた。

・こういうことをしたら、素敵な展開に。

私は、それらの事例を蓄積しています。

そして、それらの事例を「紐解く」ために、
かなりの勉強をしています。

で、冒頭の「本」です。

ちょっと特殊な方法で読んでいるので、
例えば、
「あれ、この話は、あの本の、
あの辺のページに書いてあったこと
と結びつくな。」
ということが、出てきやすい。

人からみて「速い」とかそういう話ではなく、
自分の中で思い当たって、
その本の、該当の文言をみつけるまでの
時間に「自分でストレスを感じない」
ということです。

ちょっと視点を変えます。

そのときに「思い当たった文言」
というのは、
その本を読んだ「その瞬間」には
役に立ってないんです。

恐らく。

蓄積したものが、
未来になって華開いた、ということで。

ある本があったとき。

その中で、「その瞬間の自分」に
役立つことは、
恐らく、本全体の 10%以内 です。

その 10% の部分をいかに
効率よく見つけ出すか。

そして、それ以外の部分を、

「今は使わないけど、覚えておいてね。
脳みそ君。」

と、信頼して言ってあげられるか。

これが、私の読書の「肝」だと思います。

よく、本を買うと、

「その本の内容を、全部吸収しなきゃ!」

と思っちゃうことがあります。

でも、そうすると、もの凄い気負いになって、
長い長い階段の全貌を見ちゃって、
最初の一歩を踏み出すまで、
プレッシャーを感じちゃうんですね。

最初の段階で、

「10%しか役にたたん!」

「あとの 90% は、未来にそのときが来たら
お世話になろう!」

と思えると、その本の一部が
とてもシンプルに、
自分の中に落ちていきます。

「一部」が変わるだけでも、
自分に新しい「価値」が
くっついたわけですから。

とても尊い成長を果たしたことになります。

今日は、ちょっと回りくどい話を
してしまいました。

自分の成長の「種」は、
いたるところに、小さく、そっと
存在しています。

アンテナを高めて、
素敵な体験をし続けたいですね。

今日も素敵な1日をお過ごしください!

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