女性:算数への疑問

科目の話は思ったよりも反響があった為、
せっかくなので引き続き、
各科目の意味を捉えていきたいと思います。
「何の為に勉強するの?」という問いに答えるのに、
それぞれの「科目」が何をしているのか
理解してから考えることが近道になったら嬉しいです。

というわけで、今回からは「算数」のお話です。
この科目は最も好き嫌いが分かれる科目なのではないでしょうか。
皆さんは「算数」にどの様なイメージをお持ちでしょうか。
僕の中のイメージは以下の通りです。

「算数とは、情報の本質を捉える力の礎である」

ちなみに僕は「数学」と「算数」を意図的に区別しています。
「算数」は「数学」の礎になるのは間違いないですが、
根本的な目的が異なるように思えます。
これについては、いずれどこかで述べると思います。

さて、本題。よく「勉強だけできても、社会に出て意味が無い」
と言いますが、上述の様に考えると、
そういう力が養われれば社会人にとって
非常に強力な武器になりそうではないでしょうか。
実際、社会に出て使う力に直結しているな、
と算数をやっていて思うことも多いです
(問題自体ではなく、あくまで考え方のプロセスとして、です)。

さて、僕が算数を上に述べた様に表現した理由を、
今回も各論としての算数を定義して
しっかりと追っていきたいと思います。

一、算数では数を用いつつも数に囚われない。
一、算数では文章を様々な角度で捉える。
一、算数では幾何を様々な形で応用する。

次回からは、この定義を一つ一つ取り上げて何を言いたいのか、
余す所なくお伝えしていきたいと思います。

それでは、良い1日を!

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