「教育の変遷」から見た「草食系男子の発生」がテーマです。
教育の移り変わりを追っています。
2000年代までやってまいりました。
ー2000年代
2002年、現在の「ゆとり教育」が始まりました。
学習指導要領を縮小し、週5日制の導入、
授業時間の削減を行いました。
「ゆとり教育」で育った世代を総称して
「ゆとり世代」と言いますが、
彼らが社会に及ぼす影響については、十分な結果が出ていないので、
まだ何とも言うことができません。
しかし、当時から「学習指導要領の縮小」については、
各方面で問題視はされていました。
もちろん、学歴のブランドが低下することを懸念し、
既得権益を守ろうとした受験産業関係者が必死に
「問題視」させようとしていた側面も否めませんが、
国の今後の技術力を担う理系学生の中で
「学力面で優秀な学生」が激減する可能性を秘めていたわけです。 それによって、本当に様々な観点から批判が起きました。
これが原因かどうかは分かりませんが、結果として文部科学省は
2013年度を持って「ゆとり教育」を終了しています。
さて、今まで様々な変遷を追ってまいりましたが、
次回から漸く、これらの変化が「草食系の育成」に
影響しうるものがあるのか、検証していきたいと思います。
確認ですが、草食系男子と教育の相関関係(2)でも述べたように、
「本当に草食系が増えたのか」という議題については
お答えすることはできません。
今回はあくまで「草食系は増えた」という前提のもと
「教育との相関はあったのか」という
個人的な検証をさせて頂きます。
それでは良い一日を!
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