前回は子どもと大人が
「『共有』しながら過ごしている」
という実感をもてる空間をいかに演出できるかが大切と
お伝えしました。
ここのスペースは子ども専用、ここからのスペースは
大人専用(もしくは、子どもが立ち入りづらいスペース)
という仕切りをなくし、バランスを整えることが肝心です。
子ども達のスペースから
いつでも家族の気配を感じられること、
パパやママがくつろいでいる様子が
子ども達のスペースから見えること、
逆にキッチンから子ども達のスペースが見えること
(子どもにとっては、見られていることが安心感につながる)が
設計のポイントとなります。
「ママの近くで勉強したい」と思う子どもは
かなり多い、ということも知っておいてください。
また、興味の変わりやすい子どもは、決められた場所で、
ひとりで勉強していると飽きてしまいます。
気分によって家の中のあちこち場所を変えられる方が
かえって勉強に集中できます。
リビングのテーブル等で勉強するのもいいですが、
小学生になったら専用の勉強机が欲しい。
そこで、子どもがいつでも好きな場所で勉強できる
キャスター付の机をお薦めします。
キッチンから見える場所に動かせばママの安心ですね。
子どももママがそばにいることが感じられて、
落ち着いて勉強に集中できます。
是非、この話題をご夫婦やご友人たちと話し合ってみて下さい。
いろんな発見や気づきがありますよ。
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