今回からはこれまで私の事務所で設計した住宅を通じて、
「子ども達が勉強したくなる住まいづくり事例」
をご紹介いたします。
こちらをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/ura410/archives/52819457.html
この家は、私の従妹夫婦のために設計した住宅です。
20代で若夫婦であるため、ローコスト住宅として建築しました。
極限まで建築コストを下げるように設計したため、
この家の設計には気が遠くなるほど手間がかかり、
現場が始まってからも建設会社との交渉や見積の詳細チェック、
工事内容の確認と工事方法の指示など苦労の連続でした。
この案件以来、余程の事情がない限り、
ローコスト住宅の設計依頼はお断りしています。
そんな設計者としての思い入れが
十分に詰まった愛着ある住宅ですが、
リビングとキッチンの関係は完全にオープン化せずに、
キッチンにいるお母さんがリビングの様子を
覗き見れる程度にしました。
料理をしているお母さんの表情だけが切り取られ、
リビング側に映し出されます。
子どもが小さいうちは、簡単なテーブルをリビング側の
開口部下に設置して、料理中のお母さんと向き合い、
会話しながら宿題や勉強ができるようにデザインしています。
実際に、子どもが3人いるので並んで宿題をしたり、
お絵かきしています。
キッチンからの風景は、こちらをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/ura410/archives/52823471.html
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