前回は、家族の作品や思い出を並べる「家族ギャラリー」をご紹介しました。
家族ギャラリーはリビングや食卓から見やすい位置にもうけ、
食事中や団らん中での会話のきっかけづくりに活用します。
「なんで○○なの?」といった具合に、相手の話に耳をかたむける
ムードづくりを大切にしてください。
その姿を子どもは見ています。
そして真似をするようになります。
同時に好奇心も芽生えていきます。
ただし、子どもだけに関心を向けず、
家族全員で関心をもち合うようにしてください。
特にお父さんとお母さんが互いに関心を持ち合い、
「家族ギャラリー」を通じて夫婦間の会話を弾ませることが肝心です。
子どものことばかりに関心を偏らせてしまうと、
子ども中心の家族になってしまい、子どもが王様化してしまいます。
子どもも特別扱いされている自分に気づき、社会性を見失う原因にもなります。
家族は平等であること、互いを尊重し、
支えあいながら住まうことを常に意識してください。
また、並べている作品や物品は定期的に入れ替えてください。
定期的に入れ替える訳だから、並べるモノや貼る絵なども少なくて構いません。
その方が会話を誘発しやすかったりもします。
ゴチャゴチャに展示しても全く構いません。
肝心なことは、ご家族にとって最も会話が弾みやすくなるスタイルを
見つけ出すことにあります。
是非、この話題をご夫婦やご友人たちと話し合ってみて下さい。
いろんな発見や気づきがありますよ。
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