教育の可能性(6)| 嫌いな科目を学ぶ意義
学校では実に多くの科目を学びます。 その中には好き・得意な科目だけでは無く、 嫌い・興味が沸かない・苦手なものもあるでしょう。 学習する側に立てば「何でこんなモノを学ばなければならないの?」 と文句の一つも言いたくなるも [...]
教育の可能性(5)| 時間割で勉強を止める
小学生の頃、 通信簿によく書かれた注意事項があります。 それは 「時間内で仕上げるように頑張りましょう」 という趣旨の注意です。 何のことかというと、 私は「図画・工作」の際、 作品を決められた時間内に仕上げることが 大 [...]
教育の可能性(4)| 時間割で勉強を始める
小学校3年生の冬、 スキーで右脚を骨折してしまいました。 治療・ギプス処理のために入院しましたが、 間もなく退院して自宅で1ヵ月ほど療養することになり、 その間、小学校をお休みすることになりました。 「学校を休んだとして [...]
教育の可能性(3)| 暗黙の了解も教室で
予備校職員時代の出来事です。 学校に行かずに家庭で勉強しているという小学生の兄と妹が 高3生や浪人生向けの講習会に参加したことがありました。 5年生・3年生くらいだったと思いますが、 お兄ちゃんは数学、妹は英語の授業に出 [...]
教育の可能性(2)| 継続は力なり
書店に並ぶ、実に多くの自己啓発書が 「継続」の大切さを唱えています。 社会人になってから、より高度な技術、 より多くの知識、より深い教養を身につけるためには、 継続して学ぶことが大切であるというのです。 よく耳にする「継 [...]
教育の可能性(1)| 無知の知
内田樹氏が著書(*)の中で 学校に通う意義について次のように書いています。 『学校というのは子どもに 「自分は何を知らないか」を学ばせる場である。 (中略)たくさんの教科を学校が用意しているのは、 本来生徒たちに「自分が [...]
予備校講師誕生物語(50)| 予備校という選択
自分自身の学校での体験、 教育実習での教頭先生との軋轢、 不熱心な教師との遭遇などを通じて、 20代の私は「公教育に向かない」という判断をしました。 おそらく、公教育では「おかしいこと」を 「おかしい」とも言えないだろう [...]
予備校講師誕生物語(49)| 教師の仕事なんて・・・とは
何と、彼女達の活動というのは、 米国生まれの有名なマルチ商法(*)だったのです・・・。 彼女達は、それによって将来どれだけ幸せになれるかを 懸命に説明してきました。 「良い商品なんです」 「コツコツ売り続け、世界旅行をし [...]
予備校講師誕生物語(48)| 秘密の会合
結局、教育実習の反省会は 教頭先生が来ないまま終わってしまい、 私の中には釈然としないものが残りました。 また、反省会で質問してきた 女性教諭の言い方に対する反発もあり、 2週間の教育実習そのものが 後味の悪いものになっ [...]
予備校講師誕生物語(47)| 何のための実習か・・・
ある女性教諭が 「あのようなことをして恐くありませんでしたか?」 と質問してきました。 私は「「恐い」とはどういう意味ですか?」と問い返しました。 すると「単位を落としたら困るでしょう?」と言ってきたのです。 その言葉に [...]
予備校講師誕生物語(46)| 反省会での決闘・・・?
教頭先生の「やめろ!」で、教育実習最後の授業は 中途半端な形で終わってしまいましたが、 時間が経つにつれ怒りがこみ上げてきました。 教頭先生は「教室に酒を持ち込んだこと」か 「私がゲラゲラ笑ってふざけているようにみえたこ [...]
予備校講師誕生物語(45)| 突然の制止命令
泣いても笑っても教育実習最後の授業を迎えました。 失敗の連続だった2週間で得たものを全て投入しよう、 とにかくベストを尽くそう、 とある意味、開き直っていました。 教頭先生など諸先生方や仲間の実習生の見守る中、 いよいよ [...]