伊坂幸太郎さんの『重力ピエロ』という小説を読みました。
この人の小説、読むのは初めてでした。
言葉の使い方がとても面白く、
会話もリズミカルで、さらさらと読めました。
古典文学から、DNA、政治、家族と、
一見あまり関わりのないテーマを縦横無尽に飛び回る文章。
非常に面白かったです。
例えば、「P53遺伝子」というものに触れた文章。
P53は
「他の細胞に被害が及ぶ前に、癌化した細胞を殺してしまう。
全体の利益のために個々の死をやむなしとするのは、
政治やテロとも似ている。」
この文章、色々と考えてしまいました。
明日も、良い1日をお過ごしください!
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