教育の可能性(3)| 暗黙の了解も教室で
予備校職員時代の出来事です。 学校に行かずに家庭で勉強しているという小学生の兄と妹が 高3生や浪人生向けの講習会に参加したことがありました。 5年生・3年生くらいだったと思いますが、 お兄ちゃんは数学、妹は英語の授業に出 [...]
予備校講師誕生物語(34)| 道徳と世間の狭間で
中学時代は、真面目に道徳的に生活しようとしても 「お堅い、偽善」などとみなされるし、 試験の順位で上位につけると、 そんなに勉強してなくても「ガリ勉=性格が悪い」 などという先入観をもたれたものです。 また、大人は道徳に [...]
予備校講師誕生物語(14)| 梯子を外されても・・・
私の中学校の通学鞄は入学時、 リュックサックタイプか、手に持つタイプの「選択制」でした。 時代の流れとしては前者に移行する時期だったので、 私も含め多くの生徒はそれを購入していました。 その後、学校は私たちの下の学年から [...]
教育で人を変える(6)
5回にわたって「教育で人を変える」ことについて書いてきましたが、 今までのことを踏まえた上で「教育」という行為そのものについて 考えてみたいと思います。 教育とは先人が積み上げてきた文明の遺産 (学問・芸術・文化・伝統・ [...]