教育について考える(10)| 知の動的平衡
生物学者である福岡伸一氏は、生体を構成している分子が高速で分解され、 摂取した分子と置き換わる状態を「動的平衡」という言葉で表現しました。 つまり「更新」されつつ、それでいて「一定の状態」を保つ「流れ」のような 生命の在 [...]
学びの方法論(5)| メディアの情報を鵜呑みにする前に
学びの上で情報源の多様化も重要な課題です。 昨今はテレビ、新聞、書籍、雑誌などに加えインターネットを通じて情報を入手できるようになりました。 ネット情報はよく「玉石混淆」などと言われ「吟味の必要性」が語られます。 しかし [...]
勉強するメリットとは(7)
「取りあえず覚える」ことの重要性について考えてみました。 私自身、子どもの頃、「理解できない」のに 覚えなければならないことに虚しさを覚えていました。 中学生の時、因果関係も分からず 「世界恐慌、米国はニューディール政策 [...]
社会に出ると学生時代に学んだことは意味がないのか?(1)
〜「学習の方法」に一つのスパイスを〜 「勉強ができても社会に出てから何の役にも立たない」 これは、社会に出た学生が受ける最初の洗礼の一つです。 多くの場合、社会人力と学生時代の能力は 必ずしもイコールで結ばれないと考えら [...]
受験の現場から-2 世代の常識のズレ
娘が免許を取るというので、先日自動車教習所へ行って来ました。 娘が手続きをしている間、他の親子の会話が耳に入ってきました。 「マニュアルかオートマチックか」を選択する場面でお父さんが 「マニュアルまで取った方が良い」とい [...]
ハーバード大学の落書き(2)
前回はハーバード大学の図書館にある 落書きについてお話ししました。 結構シビアな文言もありましたが、 中には響く言葉もあったと思います。 さて、今回のお話をさせてもらう前に、 みなさんにお伝えしなければならないことがあり [...]