予備校講師誕生物語(34)| 道徳と世間の狭間で
中学時代は、真面目に道徳的に生活しようとしても 「お堅い、偽善」などとみなされるし、 試験の順位で上位につけると、 そんなに勉強してなくても「ガリ勉=性格が悪い」 などという先入観をもたれたものです。 また、大人は道徳に [...]
予備校講師誕生物語(13)| 好きでやってるんじゃない
小学生の時は、 先生の振る舞いに対して疑問や違和感を覚えても、 異議申し立てをしたり反抗したりできませんでしたが、 中学生くらいになると主張内容の妥当性はともかく、 随分と自己主張できるようになっていきました。 あれは中 [...]
予備校講師誕生物語(12)| タヌキよばわり事件
学校の先生の 「相手の言い分も聞かず、事実誤認に基づき独善的な判断を下す」 ようなやり方に、強い違和感を覚えていました。 小学校5年生頃、私達A組の男子は担任のK先生のことを、 その風貌から「タヌキ」と呼んでいました。 [...]