学習カリキュラムの作成方法(6)
前回の記事では、学習カリキュラムにおいて 「優先順位の設定が重要である」 というお話をしました。 今回は「優先順位の設定」について触れていきたいと思います。 優先順位を設定する上で重要なのは 「達成に至るまでにどんなスキ [...]
学習カリキュラムの作成方法(5)
「英語を学んだことが無い小学四年生を 1年で英検3級に合格させる」 という具体的な目標設定を通して カリキュラムを作成してみましょう。 先のお話で、英検3級に合格するためには 「英単語2100語」を学習する必要があると分 [...]
学習カリキュラムの作成方法(4)
さて、今回からは塾が「カリキュラムをどのように考えているのか」、 切り込んでいきたいと思います。 塾に来るお子様の多くは「合格」という 「成果ベース」の目標を設定していることが殆どです。 そこから学力に応じてカリキュラム [...]
学習カリキュラムの作成方法(3)
学習カリキュラムの作成方法についてお送りしています。 今回は「成果ベース」の目標設定についてのお話です。 「成果ベース」の目標設定とは文字通り、 「中間試験で90点を取る」とか「英検に合格する」とか、 もっと大きな目標で [...]
学習カリキュラムの作成方法(2)
お子様の学習を効率よく進める為に切っても切れない関係にあるのが、 質の高い学習カリキュラムの作成です。 前回から、学習カリキュラムの作成の際に 留意する点についてお話させて頂いております。 さて、前回はカリキュラム作成は [...]
教育について考える(14)| インストラクターと先生
作家の鈴木光司氏は 『子どもに「なぜ勉強をしなければいけないの?」 と訊かれたら、親は「社会をよりよくするためだ」と自信をもって 答えなければいけません」』と語っています。(*1) 全く同感です。 人間が社会的動物である [...]
学習カリキュラムの作成方法(1)
標題の通り、学習カリキュラムについて考えたいと思います。 「学習カリキュラム」とは、 ある一定期間内に行う日々のスケジュールの様なものです。 皆さんはお子様に学習を促す時、 どのようにカリキュラムを作成しますか? 塾の範 [...]
教育について考える(13)| 学ぶことと人生
子どもの頃から、人間は何のために「学び続ける」のかを問い続けてきました。 「大学入試や就職試験のため」などでは終わらない 「学び続ける」ことの意味です。 仏教の修行になぞらえて考えてみましたが、 結局のところ「学び続ける [...]
教育について考える(12)| 何を学び続けるか
生涯学習を続けると言っても、一体何を学べば良いのでしょうか。 大学入試、資格試験、昇進試験などは一定のカリキュラムや対象があります。 技を極めようとする職人さん、 生涯の研究テーマが見つかった研究者などであれば別ですが、 [...]
教育について考える(11)| 悟りとアハ体験
福岡伸一氏のアイデアを援用し「知の動的平衡」という概念で 「学習」のイメージを作ることで、 継続することの大切さは想像できたのですが、 次に道元におけるもう一つの疑問、 「修行をしている最中こそ悟りを体得できる」と 「学 [...]
教育について考える(10)| 知の動的平衡
生物学者である福岡伸一氏は、生体を構成している分子が高速で分解され、 摂取した分子と置き換わる状態を「動的平衡」という言葉で表現しました。 つまり「更新」されつつ、それでいて「一定の状態」を保つ「流れ」のような 生命の在 [...]
教育について考える(9)| 実践性の回復 道元 その2
道元は日常の全てが修行だとしますが、 中でも坐禅を最高の修行として、ただひたすら坐禅することを説きます。(*1) そして、修行の結果として悟り(証)に達するのでは無く、 修行(坐禅)そのものが悟りであると考えたのです。( [...]