学歴社会について考える(4)
学歴社会の歴史を振り返ってみると、 学歴社会の成立当時は「学歴」は 付与される絶対数の少ない 稀有な資格であったことが分かりました。 そういう意味で成立当時の社会においては、 企業が欲しがる人物を、専門性を有し、 ある種 [...]
学歴社会について考える(3)
「学歴社会」は企業の選定基準の選択によって 作られているということは、先のコラムでお話しましたが、 今回は「学歴社会」の歴史についても触れてみましょう。 そもそも「学歴」は、 一部の非常に高度の専門性を有する職業や、 そ [...]
学歴社会を考える(2)
学歴社会について考えるに至って、 まずは大人が口をそろえて「勉強」と「就職」を 結びつけて説明する理由を考えてみましょう。 これは御存じの通り、 企業(特に有名企業や大企業)が志望者の「出身校」を 「新入社員を選定する基 [...]
学歴社会を考える(1)
「勉強しないと将来就職できないよ!」 「学歴が低いと、給料が高い職には就けない。」 「有名大学に入学したから、将来は安泰だ。」 生活の中で、この様な会話を耳にしたことが無い人は 恐らくいないでしょう。 私の塾でも、勉強に [...]
勉強するメリットとは(7)
「取りあえず覚える」ことの重要性について考えてみました。 私自身、子どもの頃、「理解できない」のに 覚えなければならないことに虚しさを覚えていました。 中学生の時、因果関係も分からず 「世界恐慌、米国はニューディール政策 [...]
社会に出ると学生時代に学んだことは意味がないのか?(1)
〜「学習の方法」に一つのスパイスを〜 「勉強ができても社会に出てから何の役にも立たない」 これは、社会に出た学生が受ける最初の洗礼の一つです。 多くの場合、社会人力と学生時代の能力は 必ずしもイコールで結ばれないと考えら [...]
なぜ色々な科目を学ぶのか(2)
前回は「なぜ色々な科目を学ぶのか」 という問いに対して、皆様にお考え頂く形で筆を置きました。 今回は僕なりの答えを述べていきたいと思います。 まず最初に挙げられる理由は 「好きになる」為には「知る」必要があるということで [...]
勉強するメリットとは(3)
「私は将来文系に進むから数学は必要ない」 と子どもに言われた時、どんな話をしたら良いでしょう。 なかなか難しいですね。 「もしかしたら本当に必要ないんじゃないのか?」 と大人の側も考えてしまいそうです。 作家の鈴木光司さ [...]
「妄想」から学問を加速させる
前回までのコラムで、僕なりの 「勉強する理由」について述べさせてもらいました。 その最後のコラムで、僕は「学問」は楽しい!と紹介致しました。 そこで、今回は「学ぶ」ことによってどんな楽しいことが起こるか ちょっと紹介させ [...]
勉強するメリットとは(2)
脳には1000億個の神経細胞があるそうです。 ところがこの神経細胞は増殖しないだけでなく、 1秒間に1個くらいのスピードで死滅しています。 結果、1日数万という数の神経細胞が減るのです。 そんな話を聞くとがっかりしてしま [...]
何の為に勉強するのか?(3)
塾生に向けたコラムより③ 二週前から、 「なぜ勉強をするのか」という問いについて、 僕が「生徒に送っているコラム」を転載させて頂いておりますが、 今回が最後の回になりました。 掲載してみると、今回のコラムが一番短いです。 [...]
勉強するメリットとは(1)
高等教育研究家のマーティン・トロウによると、 大学など高等教育機関はその社会の進学率に応じて 社会的役割が変化するのだそうです。 1. 進学率15%まで エリート段階(少数の優秀な人材の教育機関) 2. 進学率15%~ [...]